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■オーダーカーテンと季節の相性

 日本のように四季がはっきりした国では、時期によって最も過ごしやすいカーテンというのが存在します。季節ごとに相性の良いカーテンがありますので、オーダーカーテンを購入する際の参考として、季節ごとに最適なカーテンの特徴をご紹介したいと思います。

夏季のカーテン

 日本の蒸し暑い夏を快適に過ごすためには、風通しのいい材質のカーテン選びが重要になります。また、夏にカーテンをすることは冷房効率を上げるためにも必要です。しかし、機能性だけを追及するのではなく、視覚的に涼しくなるようなデザインを選ぶことも大切だと言えます。レースのカーテンなら見ためもオシャレでグッド。最近のレースのカーテンは、UVカット加工がしてあり、夏の日差しから発せられる紫外線を防いだり、室内が見られないように外側に光沢を持たせたものもありますので、機能的にとても充実しているのでおススメです。

冬季のカーテン

 冬のカーテンを選ぶ際に1番考えなければならないことは、保温性です。熱を逃がさないカーテンには2つの要素が必要です。まず、1つ目の要素は糸が密に織られた厚めの生地のカーテンであること。そして、もう1つの要素は生地が床に垂れるぐらい長さに余裕があることです。この2つの要素がある生地で作られたカーテンこそ保温性に優れていると言えるのです。また、保温効率を上げるために雨戸などを閉めて結露を防止したり、心理的に暖かくなるように赤いカーテンを選ぶなどして寒い冬も快適に過ごす工夫も必要です。

■オーダーカーテンと窓の相性

テラス窓

 テラス窓は、ベランダや庭側にありますよね。そのため、テラス窓にかけるカーテンは、人が出入りしやすいように左右水平方向に開閉するものが適しているといえます。また、冬はそこから冷気が入りこまないよう床につく長めのカーテンを選ぶとグッドです。最近では、テラスがあったりベランダが広いマンションも多く、そこでガーデニングをされている方もいらっしゃると思いますが、そんな方に特にオススメなのはシェード(たくし上げカーテン)です。

腰 窓

 腰窓とは、高さが腰くらいまでの窓のことです。このタイプの窓に最適なカーテンとしては、下側の窓枠より15〜20cmくらいの長さがあるもの。また、水平・上下方向どちらの開閉タイプも使いやすく、ある程度自由にカーテンを選ぶことができるといえます。

天 窓

 天窓は、日光を取り入れやすくするために、屋根に設けた窓のことをいいます。リモコンなどを使い遠隔で開閉操作が行えるカーテンでないと、日光を入れることができませんのでリモコン式を選びましょう。

出 窓

 日光を取り入れやすくするために、外にはり出している出窓。そのはり出した部分に物を飾ったりする場合は、無地なデザインのカーテンを使い、すっきりした印象を与えるのがポイントです。

縦長窓

 縦長窓は、その特徴を活かし、上下に開閉するタイプのカーテンを選ぶとバランスがとれるため、インテリアとしてきれいです。

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2018/11/16 更新

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